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HAMについて
HAMとは、HTLV-1関連脊髄症(HTLV-1 associated myelopathy)の略です。現在、全国で約3,000人の患者さんが病気と闘っていると推定されています。HAMが発症する原因はまだはっきりとはわかっていませんが、HTLV-1(ヒトT細胞白血病ウイルス)に感染した血液中のTリンパ球が脊髄の中に入り込み、慢性的な炎症を起こすことが原因と考えられています。

HAMの症状
HAMの初期症状としては以下のようなものが主に挙げられます。
  • なんとなく歩きにくい
  • 足がもつれる
  • 走ると転びやすい
  • 両足につっぱり感がある
  • 両足にしびれ感がある
  • 尿意があってもなかなか尿がでない
  • 残尿感がある
  • 頻尿になる
  • 便秘になる

☆このような症状がでるのはなぜでしょうか?
まだはっきりとはわかっていませんが、HTLV-1というウイルスに感染した血液中のTリンパ球が脊髄(背骨の中をとおっている神経の束)の中に入り込んで炎症を起こし、その炎症が慢性的に続くことで、脊髄の神経細胞が傷つけられると考えられています。脊髄には両足、腰、膀胱、直腸などへつながる神経が通っているので、足が動かなくなったり、排尿障害、便秘などの症状が現れます。

☆症状は進みますか?
HAMは、病気の症状や進行具合の個人差がとても大きいという特徴をもっています。したがって、将来的に病気が進行していくことを出来るだけ防ぐために、病気の勢い(疾患活動性)や重症度などを調べる検査をして、ひとりひとりの病状に応じた治療を受けることが重要です。 HAMの進行を防ぎ適切な治療を受けるためには、できるだけ早期に検査を受けて病気の評価をおこない、必要な治療を開始することが大切です。

治療
HAMの確定診断は血液検査と髄液検査などで行います。
  1. 血液検査でHTLV-1ウイルスに感染しているかの診断を行います(HTLV-1抗体検査)。
  2. 感染が確認された場合は、髄液検査(脊髄のまわりの液を採取し調べる検査です)で髄液のなかにもHTLV-1抗体が陽性であるかの診断を行います。
  3. 1、2ともに陽性である場合、MRIなどの画像検査も参考に他の病気との鑑別をした上で、HAMと診断されます。

患者さんが少ない地域もあり、他の病気との鑑別が難しい場合もあるので、症状がありHAMではないかと心配な方は、神経内科医のいる専門の医療機関を受診して下さい。

HAMの治療方法は確立されていませんが、現在は主にステロイド、インターフェロン・アルファが使用されています。同時に、足のつっぱりやしびれ、痛み、排尿障害、便秘などの症状を和らげる治療も行われます。 またHAMは筋力低下を伴う病気ですので、筋力低下や関節の動きが悪くなるのを予防するため、治療と合わせてリハビリも重要です。 さらに詳しい情報は、「HTLV-1情報サービス」「難病情報センター」のサイトをご参照下さい。

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運営主体:難治性疾患等実用化研究事業(難治性疾患実用化研究事業) 「HAMの革新的な治療法となる抗CCR4抗体療法の実用化に向けた開発」